お散歩中に出会った真っ赤なきのこ。ベニヤマタケかな?鮮やかな赤色に目を引かれました

子供の心因性視力障害が治った!!

子供がストレスを抱えていて眼が見えていない

子供のストレスの原因はお前だ

と医者に言われてから私の心に暗い影を落とし続けた、子供の「心因性視力障害」が、この度、治りました!!

うれしい!

うれしい!

うれしすぎる!!!

良かったよ~😂😂😂

心因性視力障害

心因性視力障害とは、眼の機能上は問題がないのに視力が落ち、さらに、眼鏡をかけるなど、矯正しても視力が上がらない、つまり眼が見えるようにならない疾患(?)を指します。

精神的なストレスが原因であるとされています。

8~12歳の女児で発症することが多いらしいのですが、我が家でも、長女が8~10歳の頃、この、心因性視力障害に悩まされました。

8歳を過ぎた頃急に視力が落ちた

長女が小学校の3年生になったある日、ものすご~く悪い視力検査の結果が書かれた書類を持ち帰りました。

その前年までは、小学校で視力検査を受けても悪い結果が出たことは無かったのに、なんと視力が0.1未満だ、というのです。

まぁたしかに、テレビを見ているときなどやたらと眼を細めたりしていたので、なんとなく「良く見えないのかな?」とは感じていたのですが。。。(←じゃあ早く対応しなさいよ)

視力0.1未満という検査結果にとても動揺した私は、地域で一番 “流行っている” 眼科に娘を連れて行きました。

診察を受けたところ、眼に病的な異常は見られないが、近視が進んでいるので視力を矯正するように、と、眼鏡の処方箋が出て、娘はメガネデビューしました。

メガネをかけても眼が見えるようにならなかった

メガネ屋さんでメガネをつくり、それを持って再度眼科を訪れたところ、なんと、

メガネをかけた時の視力が0.2程度である

と言われました。

なんですと!?

前回の検査で、この度数で矯正すれば十分な視力が得られますよ、との結果が出たからこそ処方箋が出たんじゃないの??

と、ビックラこきました。

しかもその日は、何度検査をしても、どれだけメガネの度数を上げても、最大視力(一番良く見えるように矯正した時の視力)が0.3程度しか出ない、と言うのです。

その頃の私は、視力なんて矯正すればみんな良くなるもんだと思っていたので、この、

どれだけ矯正しても視力が上がらない

という事実が全く理解できず、お医者さんに、

「どうして最大視力が0.3程度しか出ないんですか?」

と訊ねました。

すると、何と言うことでしょう、、、

「いや~、謎ですね😝www」

と、その病院のボンボン2代目がヘラヘラ答えるではありませんか!

状況が分からないにしても、ヘラヘラ「謎だ」なんて、良く言うよな~、さすがアホ2代目(←完全な偏見)、医師としてのプロ意識の片鱗さえみられません。

その後もいくつか質問してみましたが、いずれにも要領を得た回答は無く、

「とりあえず、2週間後にまた来て下さい」

と言われ、診察が終わりました。

全く納得できませんでしたが、この頃は「まだ」私もこの病院の医者を頼りにする気持ちがあったので、おとなしく2週間後に再診しました。

何回受診しても納得の行く説明は無かった

2週間後に受診した時には、通常の視力検査に加え、前回とは別の検査室に通され、何やら詳細な検査が行われました。

それなりの時間をかけて検査をし、診察室で医師による診察の時間を迎えました。

この日、前回の2代目の対応に不信感を覚えていた私は、わざわざ院長の診察日を選んで来院していたので、担当は院長先生でした。

私達が部屋に入ると、院長先生はカルテを一瞥し、

「なんだか最大視力が出ないみたいですね。じょあまた、2週間後に検査してみましょう。」

と一言述べ、診察を終えようとしました。

今日何の検査をしてどんな結果が出たのか、

どうして矯正しても眼が視えないのか、

そういった説明は一切無く、はい、2週間後またね、と。。。

Oh,,, 前回、詳しく説明せずに「また2週間後ね」と言い捨てられたのは、医師がボンボン2代目だったからではなく、その病院の特色だったようです。。。

眼が見えないのは母親のせいだと言われた

前回の診察でもろくな説明も無くまた2週間後ね、と言われて納得のいかない気持ちを抱えてこの日を迎えたのに、またしても十分な説明も無く「2週間後ね」って、なんじゃそりゃ?

と思った私は、院長先生に、なぜ良く見えないのか説明して欲しい、と食い下がりました。

すると、さも面倒くさそうに、

「検査の結果異常が無いんだから、そのうち視えるようになるに決まってるでしょ」

「子供の眼なんてそのうち見えるようになるに決まっているんだから」

と冷たく言い放ちます。

でも、私はこの時、「心因性視力障害」の存在すら知らず、そのうち見えるようになるかどうかなんて、全く分からないし、

「検査の結果異常がない」って、今初めて知りましたけど? と、ポカーンです。

その言葉だけでは状況が理解できなかったので、今日実施検査の結果を詳しく教えて欲しい、最大視力が出ない原因を教えて欲しい、と食い下がりました。

すると、なななななんと院長は、

「あのねぇ、あなたがそんなに神経質だからお子さんの眼が見えなくなるんですよ。」

とほざくのです!!

「お母さんがフルタイムでお仕事してるの?それはストレスだよ。」

「きょうだいはいるの?え?下に弟?あ~それもストレスだね。」

と、いかに私が子供にストレスを与える環境を作っているのか、あげつらうのです。

いや~、そんな物言いってあります??

繰り返しになりますが、その時の私は、心因性視力障害の存在さえも知らないのです。

そりゃまぁね、メンタル的な要因の病状について本人(娘)の前では言えないのかも知れない。

でも、だったら、例えば私だけ診察室に入れて心因性の視力障害について説明してくれても良いじゃないか、いや、むしろ説明しなきゃダメでしょ

もし、説明してもらえていれば、娘が視力が著しく低下するほどに日常でストレスを感じているという事実に打ちのめされたとはいえ、訳が分からず混乱する、ということは無かったはずです。

それをあなた、何の説明もせず、

「お前の育て方が悪いから子供の眼が見えない」

とは、これいかに?

私は神経質なんじゃなくて、病院の対応に不満なんだ!!

とは言いませんでしたが(言えば良かった)、いやー、哀しかったですね。。。

もの凄くショックでした。

自分は眼が見えなくなるほどストレスフルな環境を子供に与えていたのか、と、もの凄く落ち込みました。

さらに、娘にはどんなに頑張っても良くて0.3程度の視力しかない、という事実そのものにもショックを受けました。

娘には旅行先のステキな景色も、空を飛ぶ珍しい鳥もくっきりとは見えていないのです。

自家用車がないと困る生活を送っている私には、将来娘は自動車を運転できないかもしれない、という事実もかなり重くのしかかりました(車の運転免許は両目での視力が0.7以上でないととれません)。

同じく、自家用車生活を崇拝している夫が娘に

「免許取る金は出すけど、車は自分で買えよ」

と、日常会話の中で口にするのをみても、

娘は運転なんか出来ないかもしれないのに、そのことを知っているのに何て無神経なんだ!

と神経を逆なでられていました。

で、再度、その2週間後にその病院を受診してみましたが、検査で異常は無く、裸眼の視力は0.1未満、どんなに頑張って矯正しても0.3より良くは視えない、という状況は変わらず、詳しい説明も無く、

「次は3ヶ月後に来て下さい」

と言われて終わりました。

病院を変えた

「お前のせいで子供の眼が見えない」

と言われた私は、子供の視力についてGoogleで検索しまくり、「心因性視力障害」の存在を知りました。

さすがGoogle先生。

やっぱり今回も

Google先生 >>>>>>> プロ意識の低い医者

でした。

なるほど、心因性視力障害とは、元凶となるストレスが特定/排除できなくても、時間の経過とともに回復することが多いらしい。

となれば、医師の言っていた「そのうち見えるようになる」は正解だったのかもしれない。

でも既に、通っていた病院に対しても、そこに勤める医師に対してもかなりの不信感を覚えていたため、再度そこを受診する気にはなれませんでした。

そこで、何件かの眼科に電話し、心因性視力障害かもしれない子供を診察してもらえるかどうか?を聞いてみました。

その中で、受付の方の電話対応も、電話口での医師の対応もとても感じが良かった病院があり、幸いなことに

「こちらで診てみましょう」

と言っていただけたので、そこを受診してみました。

検査と診察の結果、以下のことが分かったと丁寧に(←これ大事)説明いただけました。

    • 近視が進んでおり、裸眼で視力が悪いのは眼の機能的な問題である
    • 娘の眼には、機能的には、矯正すれば視力1.2程度までみえる能力があることが確認できた

眼の機能に問題がないとなれば、なるほど、視力が出ないのは精神的な要因だろう、と、初めて納得することができました。

あっという間に良く見えるようになった

その眼科で出された処方箋をもとに、メガネを作り直しました。

すると、どういうことか、急に娘の眼が良くなったようなのです。

“眼が良くなったようだ” と感じたのは、娘を観察し、以下の様子が見られたためです。

    • テレビを見るときに眼を細めなくなった
    • 本を読む時の本と眼との距離が長くなった
    • 眼が大きくなった

さらに、娘本人が、

「最近眼がものすごく良く見えるようになった」

としばしば言うようになりました。

その後、3ヶ月に一回視力を測りに眼科に通う、という生活を続けましたが、検査の度に、メガネをかけた状態での視力が 0.9 程度であり、度数を上げれば1.2まで見える、という嬉しい結果が出ました。

そして、この度晴れて、

「眼鏡をかけさえすれば眼は良く見えるまで回復した」

という診断をいただいたのです!

うれしい!

うれしい!

うれしすぎる!!

うれしくて泣いちゃう😂💦!!!

単なる時間の問題だったのかもしれない

眼科を変え、メガネを作り直したらすぐに良く眼が見えるようになりました。

最初の病院では正確に検査ができず(されず)、合っている眼鏡が作れず、問題があるように見えていただけかな??

とも思わないでもありませんでしたが、

対応の悪い眼科にかかっていた時には、状況を良く知りたいと思い、メガネ屋さんなど、病院以外で視力だけ測ってもらったりしており、どこで測っても

「矯正しても見えるのはせいぜい0.3程度」

という結果が出ていたので、その時期に視力に問題があったのは間違いありません。

対応が悪かった眼科に最後にかかった日から、新しい眼科にかかるまでには数ヶ月の期間が開いていました。

もしかしたら、その数ヶ月間の間に回復していたのかもしれません。

そうであったとしても、とても親切に丁寧に対応して下さった眼科の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

まぁ、なんにせよ、心因性視力障害によって娘の眼が良く見えていなかった2年弱の期間は、私もとても悩んだ時期だったので、良く見えるようになってよかったな、と思っています。

リケ女2号の私見に満ちたひとりごと

子供のことって、自分のことより心配です。

自分のことは「なんとかなるでしょ」と思えるのに、どうして子供のこととなるとこんなに心配してしまうのか、自分でも不思議です。

夫にはこういった感覚はないみたいで、私が悩んでいる間も、せっせと病院に通う私に寄り添ったり、親身になって話を聞いてくれるということはなく、

「頻繁に旅行に連れて行ってるし、何不自由ない生活を送らしてやってるんだからストレスなんてあるわけない」

「ポンコツだから検査の意味が理解できてないだけじゃないの?」

などなど、いくつもの迷言を吐いていました。

はぁ~、やだやだ。

ウチの夫って、私にとってはもの凄く良い夫なのですが、子供に対する精神的なケアに無関心というか、「子供は親の付属物」と考えている節があって、そこが巡り巡って結果的に妻にとって良き夫でなくなる、という側面があるのでちょっと残念です。

なお、娘のストレスについては、普段の様子をみるに、ずばり、

弟の存在

が原因だと考えられます。

娘は弟のことがどうしようもなく嫌いで、存在自体がストレスになっている様です。

本?web上の記事? どちらだったか覚えていませんが、以前、以下のような内容の記述を目にしたことがあります。

親の愛情を独り占めにしてきた長子とって、下にきょうだいができるというのはとてつもないストレスである。

言うなれば、ある日突然、夫が見知らぬ女を連れてきて、

「今日から家族だから仲良くするように」

と一方的に妻に告げ、夫はその女に対し、妻と同等に、また時として妻以上に愛情を注ぐようなものである。

う~む、ちょっと行き過ぎているような気もしますが、もし我が家でそんな状況になったら、私なら絶対に耐えられません。。。

しかも、我が物顔で振舞われちゃう訳ですしね。家出しちゃうかも。

ウチの娘は、もしかしたら “弟が産まれた” という事を、上記内容のように感じているのかもしれません。

視力が回復しだした時期は、以下の対策を始めた時期と重なっているので、これらの対策が良かったのかもしれないな、と思ってもいます。

    • 子供部屋を分ける
    • 娘はこっちのソファーを使う、息子はあっちのソファーを使う、と言った感じに居間での生活スペースを隔離する
    • 共用の娯楽設備(TV、タブレットなど)の使用ルールを明確にする
    • 一緒に登校させるのを辞める

それにしても、ストレスで眼がみえなくなっちゃうなんて、私の娘ったらなんてセンシティブなんでしょう。

かくいう私も、メンタルが弱く傷付きやすい面もあるので(少なくとも自分ではそう思っている)、彼女の気持ちも分からないでもありませんが。。。

この出来事を心に刻み、子供と接する時には、傷付けないよう、細心の注意を払わにゃならんね、と、フンドシを締めなおしたリケ女2号です。

フンドシはいてないけど。

 

⬇︎フンドシといえば赤でしょう

⬇︎いや、白も捨てがたい。。。


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