結婚相手をどう決めたのか

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まだまだ、新しい環境に馴染めません。社会人ともなれば、一応組織の一員として働きますが、会社や組織の人たちはほぼ事務的な会話をするだけの人となり、個人的で気軽な会話は無くなってきます。どことなく、寂しいのです。

まだ全然慣れない。そしてやらなければいけないことが多すぎて気持ちばかり焦ります。

さて、話は変わりまして、そんな私は、新天地では友人と呼べる人がまだいないですが、新天地以外では、年若い友人らと個人的な交流が時々あります。そしてそんな結婚適齢期の若者たちの結婚相談や恋愛相談に乗れることが、至福の喜びになっているのです。。もうただのおばちゃんです。

最近、年若い友人の一人から、どうやって私が結婚相手を選んだか、という相談に乗る機会があったので、自分が結婚を決めた時のことを書いていこうと思います。

どうやって選んだか?

というと、思い浮かぶのは、数ある選択肢の中から誰をどう選ぶか?て感じのイメージでしょうか。「あの人とも付き合えそう、あの人とも、結婚できそう」という感じで、もっといい人が現れたらと思うと目の前の人を選べなくなるのでしょうか。ここまで書いて頭の中に、お見合いパーティーのイメージが浮かんじゃいましたが、パーティーに参加して選ぶとなると、自分だったら目移りしすぎてお相手を選べないかもしれないです。

皆様の状況はさておき、私の場合は、結婚を決めた時、当時付き合っている人よりもっといい人もいるかもしれない、なんてことは全く考えませんでした。

自分がいいと思った相手がいたとしても、相手が、自分に好意を持ってくれないと恋愛も結婚もできません。相思相愛で、お互い唯一の彼氏彼女の関係なんて、相手の選択肢を思うと、タイミング良い時で25%くらいの確率ではないでしょうか。実際は、さらに個人的な好みで、付き合える人も限られてくるので、たまたま自分が好きになった人が、自分に興味を持ってくれるなんて、奇跡の所業だと思っていました。ちなみに、現在の夫は、当時、私が社会人になってから出会った男友達でした。

冒頭にも書きましたが、社会人になってからは、友達作りが難しいです。でも、ごくたまにですが、気が合うと思うととことん仲良くなれる人がいました。そんな奇跡的に出会えた友人とさらに仲良くなり、結婚しました。

でももし男友達ができたとしても、全ての男友達が、恋愛対象になるわけではありません。誰でもいいわけじゃなくて、ちゃんと選んで恋愛対象になっていました。私の場合は、その男友達が、違う女の子と仲良くしていたり、私以上に優しく扱っている女子がいたら、嫉妬するだろうな、と思った時点で、恋愛要素が生まれます。*旦那や彼氏がいる場合はそこに節度が生じて、男友達は、単なる男友達になってしまいます。

またそんな風に思う前に、強い情が沸き始めることが、恋愛対象として意識するきっかけになっていました。私は、友人とお互い話が通じるようになり、気が合い始めると、相手の見た目の要素よりも、私自身を理解してくれることや、私の話を聞いて受け入れてくれるその人個人を、好きになってしまいます。そうすると、個人的な、家族や過去の恋愛の話を知りたくなります。そして、その時点で、もうその人に興味があって、ほぼ大好きになってしまいます。

以下、自分でも、何を書いているんだ、と一人ツッコミしたくなるようなお節介な独り言ですが

私は、結婚してからもほぼ男社会で働いてたので、後輩にも、友人にも、独身男性が数多く周りにいます。私にとっては、中々の優良物件が数名いますが皆独身です。つまり私にとってはイイと思う人でも、周りの女性にスルーされている、有能な男性陣が多いのです。

出会いがない、と言っている女性陣にも、素朴だけど、実は誠実で有能な、周りの男性のいいところを見つけて欲しいと思います。まずはちょっと仲のいい、個人的なことが話せる友達になってみてはどうかと思うのです。

ちなみに、私は20代の頃から、機会があったらいつでも結婚しようと思っていました。例え、学生でも、大学院生でも、本当に好きな人がいて結婚できるなら、そのために状況を変えてでもしようと思っていました。

でもこれまで出会った彼氏にも、友人にも、結婚に踏み込めない理由を挙げて、「今は結婚をしない」という選択をする方が結構いました。仕事を頑張りたいから、今は結婚するつもりにはなれない。今の仕事が続けられなくなる可能性を考えると結婚しない方がいいと言う方が男女ともにいます。私は20代をほぼ、学生として過ごし、30代を目前にやっとキャリアを積みつつあった状況ですが、そんな風に考えたことが一度もないのです。

20代の私にとって、仕事よりも結婚への重要度の方が少し高かったのです。子供を産んで、家庭を持つことに対するとても強い憧れを抱いていました。私は奨学金という借金もあるので、生涯仕事を続けるつもりではいましたが、もし研究職が続けられなくても研究に関われる職を模索しようと考えていました。

だから、その先のこと何も考えずに結婚しました。研究職という不安定な職なのに、先のことはあまり考えなかったので、苦労の連続でしたが、結婚していたおかげで孤独ではありませんでした。いつも夫という相談相手がいて、子供や義両親という家族も増えて、楽しい思い出も自然に積もるので、こんな歩み方でもよかったんじゃないかな、と思います。

以上、相談されたものの、思うように伝えられなかった事をまとめて、ここに書いておきました。お恥ずかしながら、私個人の考え方をさらけ出しましたが、こんな考え方もあるという勝手な記述です。読んだらすぐに忘れてください!

 

 

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