色々な色の実がなっている不思議な植物。その名も美男葛(ビナンカズラ)!!美男!すごいネーミングですね!

共働きオペレーション~子供も貴重な戦力だ!

夫婦共にフルタイムで働いている家庭での家事・育児、みなさんはどのようにオペレーションしていますか?

我が家では基本的に、私の担当は買い出しを含めた食事の準備のみで、それ以外の家事は夫と子供が担っています。

家事・育児は出来る者がやれば良いと思っている

知人・友人の話、ネットの掲示板からの情報などで夫婦共にフルタイムで働いているけれど、家事・育児のほとんどを奥様が担っているという話を耳にします。

私はこの話を、いつも、

奥様どんだけパワフルなの!?

と、尊敬念を抱きながら拝聴しております。

仕事をしながら家事も育児も一人でなんて、私には到底無理です!!

不器用で、仕事中は仕事の事だけしか考えられない私に、仕事をしながら家庭のオペレーションを完璧に、なんてどだい無理なのです。。。

私が残業していたり、出張に赴くと、

「こういう日の家での夕飯はどうしているの?」

と上司や同僚から尋ねられることがありますが、答えはずばり、

どうもしない

です。

「今日は遅くなります」

と夫or娘に連絡したらそれでお終いです。

自分が家にいない間の家事・育児に対して自分が何かすべき事があるという考えが全くないので、この質問事態???なのです。

だって、就業によって得られる私の稼ぎは家族がHappyな生活を送るために使われているのですから。

その就業のせいで家事・育児が出来なかったとして、何を後ろめたく思う必要がありましょうか?

何のために親が2人(父親 & 母親)いるのか?

私は、父親と母親が補い合うために親が2人いるのだと思っています。

父親 or 母親一方のみの就業では家庭の維持に十分な収入が得られないのであれば、他方も収入を得る努力をしなければならないし、

父親 or 母親が不在、または忙しくて家事・育児ができないのであれば、他方がやるべきと考えています。

共働きでも家事・育児をすべて担っていらっしゃる奥様のお話を聞くと、ご本人の中に、

「母親としてやるべき/やりたい」

「妻としてやるべき/やりたい」

という、プロ意識のようなものが存在するケースもあるようでした。

私には、これらの意識が皆無なんだと思います。その代わり、

「親としてやるべき/やりたい」

「家族としてやるべき/やりたい」

という意識は持っています。

前にも書きましたが、要するに、私も夫も考え方がジェンダーレスということなんでしょうね。

我が家での役割分担の決め方

出来る人がやれば良いとはいえ、我が家では、特に決めた訳ではありませんが、なんとなくお互いの役割が決まっています。

それは、例えば、

収入が少ない方が家事をする

とか、

家にいる時間が長い方が家事をする

といった具合ではなく、

出来る/必要だと感じた 者がやる

といった具合でなんとなく分担しています。

なお、この「出来る」というのは、あくまで “その時家にいる” ということなので、飲み会に行くとか、友達と旅行に行くとかのレジェ―での不在時も家事・育児は免除されます。

私は家族に栄養に配慮された食事を摂って欲しいし、自分も美味しいものが食べたいので、食事はしっかり作ります。

でも夫は、食に対するこだわりが無いのか、家での食事には無頓着です。

夕飯時に私が不在の時は、そんな夫が食事を準備するのですが、ほぼ毎回「卵かけご飯」が出てくると子供が愚痴っていました。

また、1日1回洗濯しないと気が済まない夫に対し、私は着るものが無くなったらまとめて選択すれば良いと思っています。

夫婦のお互いがそのような感じなので、夫が毎日洗濯してしまい、私が洗濯したいと思う程洗濯物がたまる状況が発生することは無く、結果私が洗濯をすることはほとんどありません。

私が洗濯するのは、夫の不在時だけです。

夫の不在時には夫の「毎日洗濯したい」という気持ちを汲んで、私がするようにしています。本当は、

1日ぐらい洗濯ぐらいしなくても死にゃ~しね~だろ、と思っているのに、家庭の円満を考慮し、泣く泣く洗濯してます。

食器洗いも全く同じ理屈で、私が洗いたいと思う状況が発生しないので、ほぼ夫が洗っています。

我が家の家事・育児のルール

共働きで、お互いが同等に稼いで、同等に(夫の方が比重が高いけれど)家事・育児を担う我が家には、家事・育児に関して鉄の掟が存在します。

それは、

「手を出さない(出せない)事柄に対しては決して手を出さない」

です。

お出かけ前に夫が子供を着替えさせたのなら、子供がどんなにダサい組み合わせの服を着ていても口出しできません。

たとえキノコ柄のタンクトップの下に派手なジェックのモンキーパンツをはいていたとしても、一言の文句も言わずにそのみょうちくりんな格好をした子供と手を繋がなければならないのです。

私が家にいない間に夫が食事を用意しているのなら、それが毎回卵ご飯だろうがふりかけご飯だろうが文句は言えません。

子供に栄養の偏らない食事を摂らせたいと思ったら、自分が毎日早く帰るしかないのです。

※この件に関しては、こどもは学校で栄養面に十分配慮された給食を食べているので、たまの夕食ぐらい、腹が膨れりゃ―内容は何でも良いと思っています。

我が家のように、明確に役割が決められていない家庭においては、相手がしてくれたことに対して口出しをしないことは、とってもとても大切だと思っています。

特に、私は報酬が無いと動けない怠け者なので、文句等言われたら、2度とその仕事が出来なくなってしまうので、この、

気に入らないなら口を出さずに手を出す

というルールは、我が家ではとっても有効です。

子供も立派な戦力だ!

夫婦共にフルタイムで残業・出張ドンと来い!と働いていると、子供の力を借りなければ、とてもじゃないけれど家庭は回りません。

そこで我が家では、子供も重要な戦力として、

業務ごとに担当を設け、担当者には相応の責任をもって業務にあたる代わりに、相応(?)の給与を支払うという形態をとっています。

我が家では、「お小遣い」という制度が無く、子供たちは何らかの仕事をしないと月の収入が0円です。

そのため、子供たちは仕事を取り合うように、とても熱心に家事に従事してくれています。

子供から、

「この仕事が出来そうだから〇〇円で担当になりたい」

と交渉しに来たり、はたまた

「この業務でこの給与は割に合わない」

と賃上げ交渉に来たり、と、主体性と自主性も培われる、かなり良いやり方だと私は実感しています。

自分が従業員だったら、という事を考えて、傷病休暇・有給休暇制度、旅行時の手当など、福利厚生も完備しています。

上の子などは最近、

「毎日夕食作ったら、いくらぐらいくれる?」

等と聞きに来るようになり、私も夕食担当を娘に引き継げる日を夢見て、電気鍋などを購入し、火を使わずにすべてのメニューを準備出来る環境を整えています。

この方法には賛否両論ありまして、

「子供が家庭でお手伝いをすることは当然なのに、それに対して金銭を与えるのは良くない」

とか、

「家事という本来は親がすべきことを、子供が担うことに強制力を持たせるのはいかがなものか?」

等と言われたことがあります。

でも、我が家では(お金のために)子供たちが我先にと家事をしていますし、親は相当助かっているし、子供の自主性・主体性は育っているしで、本当に良いやり方だと思っています。

働かざるもの食うべからず

この精神を早いうちから培ってゆくことも有用だと思うのです。

リケ女2号の私見に満ちたひとりごと

夫婦共にフルタイムで働いているのに、妻が全ての家事と育児を担っている

って、なんでなんでしょうね?

フルタイムとはいえ、妻は毎日定時で帰れて出張もないけれど、夫は残業&出張ばっかり、とかなら理解できます。

でも、奥様も残業しているのに家事・育児は奥様担当ってご家庭もあるようですけど、正直理解に苦しみます。

「女性の体力が男性より優れている」

という事実でもあれば、女性が仕事も家事も、というのは理解できますけどね。

家事・育児は女性の仕事

という意見をまれに耳にしますけど、なーに言ってんだこのスットコドッコイが!

という気持ちで聞いています。

家事・育児なんて、妻だろうが夫だろうが、手が空いてる方がやれば良くない?と思います。

中には、妻が体調を崩して家事を全うできない事に対し、体調管理がなっていない!と責めるような意見を口にする人や、

妻がどんなに忙しくとも、家事は妻の仕事だか手伝わないという人がいます。

例え妻が専業主婦であろうとも、愛する人が大変な思いをしている時に助けないなんて、人としてどうなんでしょう?

全く尊敬に値しませんよね。

結婚して一緒に家庭を維持するチームメイトになったんだから、家事も育児も外貨獲得も、お互いに出来ることをやって家庭を維持していくことが、夫婦円満には必須だと考えています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です