私たちは大学院を共に過ごし、研究と仕事を続けながら、結婚と出産も経験してきました。
私は、女性の先輩をいつもモデルケースとして参考にしつつ、進路や結婚を考えていました。また、私にとってラッキーだったのは、進学した大学院に、男女問わず魅力的な先輩方がいたことです。
様々な人生の帰路に立っても、世間の常識など気にせず、前向きに挑戦し続ける彼らは、遠方にいても私を勇気付け、将来の可能性を何倍にも広げてくれました。気づけば私自身も果敢に研究に、人生に挑む強い女性になっていました。
ある時、人生に悩みタームに入った私は、悩みを話せてモデルケースにもなっていた先輩がいた分、恵まれていた事に気付き、この恵まれた環境を、多くの後輩たちにもおすそわけしたいと思うようになり、このブログを開設しました。
執筆者は、理系大学院を経て、研究員として働いた経験があり、現在もバリバリ仕事をする女子２名（もともと先輩、後輩の仲）です。
ここに伝えたいのは、私たちの記憶を辿るノンフィクションです。
理系の大学院に進学した女子にはこんなことがあったのか、と知っていただければ幸いです。
初めてのブログですので、長い目で見守ってください。
リケ女１号
