私は学生時代から貧血で、一昨年くらいからは過多月経にも悩まされてきました。
一番出血量が多い時は、ナプキン(私の場合夜用センターインを昼間もつかっていました)が、10分ももたない💦
履いていたジーンズが血まみれになる🙀
シャワー浴びるとドバーーっと血が出て足元は血の海になる💀、といった状況でした。
ここ数年は、貧血で倒れても当然だろうというくらい、出血量が多かったのです。
貧血を特に辛いと感じる瞬間は、頭痛、です。
貧血による頭痛は、鉄剤を飲んだり、焼肉を食べたりすると抑えられるのですが、特に鉄剤飲んだ後の出血量がものすごいんです。2日目の大出血が、1日で終わらず、3日つづくこともありました。鉄剤も普通の量では効かなくなっていき、あまりの体のだるさに慌てて通常の2倍量の鉄剤を飲んでしまったこともありました。
貧血で倒れる時は、ひどい頭痛で吐き気をもよおし、気持ち悪さで立っても座ってもいられないほどになるので、座っているのも辛くて横になっていました。でも、横になっても頭が痛いままで、気持ち悪いので、眠れないんです。そんな感じて眠れないほど、辛いときは、家族に手を握ってもらっていました。
(パートナーに手を握ってもらうと、生理痛が和らぐという記事が最近ニュースに出ていましたが、家族に手を握ってもらうと、確かに頭痛の痛みもやわらぎ寝入ることができます!)
横になるほど悪化するのは年に数回ですが、ここまでになると、回復に数日かかります。
そしてついに、貧血はこれ以上我慢できない、というほどまでに追い詰められ、なんとなく、婦人科を受診しました。内科に行こうか迷ったのですが、子宮筋腫があることは前から指摘されていたので、とりあえず婦人科に行ってみたのです。
婦人科では直径6cmの筋腫が1つあるね。と言われ、貧血の症状を訴えても、もっと重い症状の人もいるから手術はまだまだやらなくても大丈夫と説明されました。ところが、半年後に月経過多の症状がさらに辛くなり、仕事を丸一日休むほどにきつくなってしまったので、別の婦人科に行ったところ、
そこでも、直径6cmの筋腫が1個あるねと言われたのですが、さらにMRI検査を勧められました。そしてその結果、筋腫が10こくらいみつかってしまいましたのです(直径6センチレベルのものは3こほど。エコーでは見えない場所に、ぽこぽこと大きな筋腫ができていたのです🙀)。そして、子宮筋腫の手術を提案されました。
貧血が徐々に悪化した2年ほど前は、頭が痛くて、体がとてもだるいのが、年齢的なものだとも思い込んでいまして(生理の負担は年齢が上がるほどきつくなるものと思っていました)、体調がすぐれず仕事の進まない状況になった時にも、私は年齢的にはもう頑張れないんだと、落ち込んでいました。ここ数年は本当に弱気になっていました。
少しでも貧血のだるさを直そうと、逆立ちしてみたり、鉄鍋で料理してみたり、いろいろインターネットで調べてみたりもしました。外出するときや外泊するときは、鉄入りのサプリメントが欠かせなくて、ジャケットに鉄剤を必ず忍ばせていました。
そこまで悩まされていたせいか、子宮筋腫手術、の提案は、まさに、わらにもすがる心地でした。提案されるがままに、1ヶ月後の手術を即決したのです。
これまでにも、ごくごくたまーに、友人や後輩から婦人科系の話題がでたことはありますが、男性ばかりの職場で孤軍奮闘する女性には、身近に女性特有の体調面で相談できる相手がいないような気がします。でも、仕事をする女性にとって婦人科疾患は身近な問題で、やはり定期的に婦人科にかかることは欠かせないのだと思いました。なぜなら、ストレスや環境の変化が、すぐに生理不順や貧血の症状として表れるのです。今となっては、もっと婦人科でピルや鉄剤を処方して貰えばよかったと思うのです。
手術のあと、まさにデトックスされたかのように、体も頭の調子の調子も良くなったので、もう少し早めに手術を決行すればよかったと後悔しています。手術は開腹手術で、やる前は、超怖かったのですが、貧血から解放された爽快感や身軽さを思うと、手術に伴う点滴も麻酔も手術前の下剤も、手術後の動けない状況も、なんてことはなかったのです。。